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募る寂しさ
去る9月6日 父が逝去いたしました

自宅から送り出したい という兄の意見に全面的に賛成し
自宅葬となりました
家に帰りたがっていた父でしたから こうして本当に良かったと思っています

お別れの言葉を私が贈りました
思い出す限り ここに残しておきます


「おとうさん
私はこんな日が来ることを本当には信じていなかった
もし おとうさんが旅立つ時が来ても
冗談めかして 
いやいや 長いお勤めご苦労様でしたねぇ なんて
笑って送れると思い込んでいた

そんなの無理だった
思っていたのは噓だった

ああもすればよかった こうもすればよかった
もっとおとうさんのサポートがうまくできるはずだった
そんな風に後悔ばかりしてしまいます
だから もう少し もうちょっとだけ
こんな後悔をしなくて済む時間が欲しい
今 切実にそう思います

おとうさんは無口だった
とても口数の少ない人だったね
激昂することもなく 声を荒げることもなかった
もし声を大きくすることがあったとしたら
それは たいてい喧嘩の仲裁の時だった
おとうさんは言っていたよね
喧嘩にもルールはある
決して相手がぐうの音も出ないほど追い詰めてはいけない
必ず逃げ道を一つは用意してやるものだ と

おとうさんは そういう人だった

人に任せることを潔しとせず
何でも自分でやっていた
90歳になっても会社の経理をすべてやっていて
税理士さんに驚かれたりもしたね
だから 小さいころ私は
人は大人になれば おとうさんのように 何でもできるようになるのだと思っていた
でもそうじゃなかった
おとうさんは できないことをできるように 努力していただけだった

5人の子どもを一人前にするのに懸命で
周りのことをいつも優先して
自分のことは後回し
自分の欲なんて これっぽっちも 爪の先ほども表したりしなかった

天皇のお言葉ではないけれど
堪え難きを堪え 忍び難きを忍び・・・
おとうさんの人生は 努力と忍耐でできている
私はそう思っていた

でも
おとうさんが大事にしまってあったたくさんの古い写真には
若くて 元気で 家族と 仲間と
笑いあって 喜びを分かち合っているおとうさんがいました

確かに辛くて悲しい時も苦しい時もあっただろうけれど
でも
同じくらい嬉しい時も楽しい時も
おとうさんの人生にはあったのだと
気づかされました

ですから 今日ここに集まってくださった皆さんにお願いがあります
年老いて 病を得て弱くなった父ではなく
若く ハンサムで 穏やかに笑っていた父の姿を
思い出のよすがとしていただきたい
父もそう願っていると思います

おとうさん
私は 私たちは 
おとうさんに守られてきました
どうも ありがとう

おとうさん
また 会いましょう 」




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暑い夏
暑い夏 と書きましたが
夏が暑くなくてどうする! とちょっと思っている私

実家地方は 朝晩 涼しいのです
下手したら 昼間でも 風が吹けば涼しい

確かに今年はより暑いのかもしれないけれど
まぁ 私的には許容範囲です
東京にいたら こんなこと言ってられないんだろうなぁ

私はそんな風ですが しかし・・・
現在 父は入院中
なるべく早く退院してほしいところですが
やっぱりお年寄りにこの暑さはちょっと危険かも
もう少し入院していたほうがいいのかなぁ
などと 千々に心は乱れるのです

コロナのせいで 面会は週に1回 一人のみ!
行けば行ったで 色々とやることがあって
話ができるような余裕もなく…

あぁ~やっぱり早く帰ってきてもらいたいなぁ
特に優しいわけでもない鬼娘ですが
そう思います





 
平穏で不穏な毎日
ようやく 姉の不調は収まりつつあるらしい
どうにか自分の体と折り合いをつけて
日常生活に戻っている

助かった・・・・・

父は 相変らず食べない
食べても ほんの数口で
私のイライラは増すばかり
今日明日にでも また歯医者に行こうと思っている

もう 毎日この自分のイライラと戦っている
本当に嫌になる
父にも私自身にも・・・

そんな中でも
猫たちは通常営業
特に18歳にならんかというさっちゃんは 
父と違って 食欲旺盛で助かっている
寝ているか 食べているかだけれど
まだまだ元気
私の手間をかけさせない
本当にありがとう という気持ちになる

若造たちは(と言ってももう10歳あたりだけれど)
病気にもならず 
ごはん~ おやつ~ 撫でて~ と要求はしっかりして
たまにさっちゃんにちょっかいをだしては
私に怒られたりしている

平穏な日常と言えばいえる かも

夫は大阪の実家にずっと帰っている
夫の母の状態が良くないため・・・
退院しても 1週間もたたないうちに再入院 
ということが続いている
一月前にあった時には まだ元気そうだったのに・・・
前は談話室のようなところで会えたけれど
次に私が行った時には会えるかどうか
(指定された人しか病室に入れない状態)

あっちもこっちも 気がかりで心配なことが続き
気持ちの持って行きようがない
解決策がないというか…

なにか こうやれば改善する というような
1+1=2 のような 単純明快なものではないから

生きているというのは 複雑ですねぇ
 
アタフタ
東京から帰ってきたら
姉と留守番をしていてくれた姪がコロナになっていた!
どうも姉経由らしい(この二人は親子)
その姉がどこで感染したのかは不明
姉はワクチン嫌いで 当然コロナワクチンも摂取していない

もともと 健康になれるなら死んでもいい! というタイプの姉
ちょっと具合が悪いと 死んでしまいそうだ! というタイプでもある

これ まわりにしてみると 結構厄介

冷たいことを言うようだけれど
傍からすると大したことがないように見える
見えるけれど 本人はとても辛いと訴える

今回もその感じで もう シロートでは判断できないと
病院に行けと勧めた

診断結果は 数値的には良くなっているし問題は特にない と
けれど まぁ 一人暮らしですよね!? 心配なら数日入院していきますか? となった
そうして 退院
退院したのも 自分で 「ここにはいられない!」 と自ら「おんでてきた」
そして翌日 また自ら病院に駆け込んで入院
で 翌日退院

「ここにはいられない!」の理由が
だだっ広い部屋に一人 不安で不安でしょうがない ということらしい

もう病院側はあきれている雰囲気濃厚
提出書類についての電話が私にあり
なぜ私に? と思わず尋ねたら 
本人は興奮していてよく聞いていない様子だったから と言われる・・・

まだ体調は良くない様子だけれど 
検査結果も良好なので こちらとしては もう様子見しかない

そして 父
私の留守中もほぼ食べなかったらしい
その後も ほぼ寝たきり
無理やり起こして着替えさせ
無理やりご飯を食べさせる
が 食べない 
食べても一口

なんとことをしていたら
ある日 父転倒
一人では起き上がらせることができなくて 救急車を呼ぶ羽目になった
その時に足の親指の爪もはがれてケガ・・・

どうも軽い肺炎で熱があった模様
朦朧として転んだのではないか?という診断

その後も食べないので 点滴治療を受けるも
後は 本当に寝たきり

どうなるのかと思った
もう色々覚悟を決めないといけないのか と

そうしたら! 
今朝 自ら起きて 自らご飯を食べた!

何が起きたの!?
あの長い長い 気を揉んだ時間はなんだったのか?

ホッとしました
本当に良かった

けれど 心のどこかで 
また起き上がれなくなることはあるだろう と覚悟している

なんかもう あっちもこっちも アタフタですよ
心配する側でよかった ということでしょうかねぇ・・・






 
結婚指輪
ネットで見たお話に 豪快なお義母さんの話があった

おおらかというか 結婚指輪もわりに失くす性質で
何か言われる前に似たようなものを買い直す とか
結局自己申告して 呆れられるのだというお話

このお話を読んで思い出したことがある

当時私は30代だった
お茶のお稽古に通う時には 必ず指輪は外していた
お稽古の直前に外して 行方が分からなくなったことがあったから
用心してそうしていた

ある時 山手線の中で
隣に立っていた男性が 
「どうして結婚指輪をしないんだろう?・・・」 と ぶつぶつ呟いた 

当然独り言と思っていた私は
何だろうかと反応することはしなかった 
当節 色々な人がいるし ねぇ!?
君子危うきに近寄らず

しかし その直後
かの男性は 私に向き直り
「どうして結婚指輪をしないんですか? 結婚してますよね?」
と 質問してきた

見た目は普通の人
サラリーマンではなかったけれど
特に変な感じの人ではなかった
デモ驚いた
え? さっきの独り言 私に言ってたの?

驚きつつも 答えないわけにもいかない
かくかくしかじかで・・・と短めに言うのと
駅に着いて 扉が開くのとが ほぼ同時

「すいません 失礼しました」 と言って去っていった男性

何が彼にあったのだろうかと
その後 ちょっと想像を逞しくした私でした・笑

 
プロフィール

タロウの母

Author:タロウの母
「美味しいお酒と肴で食っちゃ寝 
犬猫と遊んで また食っちゃ寝」
 を理想とする怠け者

2010年愛玩動物飼養管理士2級取得
同年 ホリスティックカウンセラー

タロウ (犬-男の仔・2005年春生) 
さっちゃん(猫-女の仔・2006年春生)
ハル  (猫-男の仔・2013年秋生)
ダイ  (猫-男の仔・2014年秋生)
と一緒に暮らしています
くぅちゃん(猫・女の仔・元野良)は
2009年初夏に家に来て1年後に身罷りました

おうちを求めています!
みんな幸せ NPO法人犬と猫のためのライフボート~手を伸ばせば救えるいのちがある~
AISHAMANMAの手作りごはん
☆Aishamanmaの手作り薬膳ご飯      http://aishamanma.com/
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