2018-08-24(Fri)
もう読む本がなくなって
前に読んだ本を再読
宮部みゆき『ペテロの葬列』
橋本役は 絶対に 高橋一生! ぴったり!
と思っていたら
あら とっくにドラマ化されてるのね
で まさにその通りの配役だった!
う~ん
みんな 思うところは一緒なんだなぁ
国仲涼子さんが菜穂子役というのは…どうもピンと来ないが
杉村三郎が小泉さんというのは?
う~ん 可もなく不可もなく
毒のない感じがあっていると言えばいえる
早く次の本が出ないかなぁ
2018-06-16(Sat)
このところ 忙しいのが復活
本もろくろく読めていない
そんな中 前から借りてあったのを
「読まねば…」 という義務感で読んだ一冊
う~~~ん
ごめん
私にはよくわかりませんでした
3年前に失踪した夫が
夜中 白玉を作っている私の前に突然に姿を現す
その夫と共に
失踪してから家に帰りつくまでの道のりを辿り直す
えっとね
夫はもう死んでいて
でも実体として戻ってくる
(心臓の音も聞こえたりするんだよね…)
彼女にしか見えない とかいうものではなくて
他の人にもちゃんと見えている
で 旅の最後には消えちゃう と・・・
再び言うけれど
ごめん! わからん!
最近 新規開拓してみようと思っているんだけれど
なかなか 「あぁ この人!」 と思う作家さんには出会えないなぁ
つい
『ねことじいちゃん』 とかを何度も読み返したりして…汗
2018-06-03(Sun)
エラ・フィッツジェラルドの『サマータイム』が
主人公の彼女の幸せの象徴
ぼやぼやとした世界と
ぼやぼやと対応していた彼女が
その「ぼやぼや」を「ぼやぼや」と認識していきつつ
「ぼやぼや」を「確信」に変えていくお話
~なんだろうか?
『サマータイム』
曲は知っていても 歌詞を気にしたことはなかった
改めて聞いてみようと思う
そうか そんなに悲しい曲だったか
なんていうのか
ファンタジーなら もっとファンタジーとしていてほしいなぁ
と思う
なんだろう どうも消化不良
ひどい言い方をしてしまえば
「そりゃあ よかった」 とだけ 言ってしまいたくなる
そうか 生きやすくなったか
そうか そりゃよかった
めでたしめでたし
意地が悪い
そんな奴はいない そんな世界はない と 感じてしまう
そう感じたいのはヤマヤマなれども…
要は 私には向かなかった というだけのこと
でも とても優しい世界でした
2018-06-02(Sat)
父を亡くした女の子が 母と引っ越した先のアパートで出会う
大家のおばあさんとの間の秘密
それが 大人になった彼女を救う
なんて書くと 重々しい感じがするけれど
なんだろう
小さい頃の自分も含めて 少女の匂いを思い出す
どこか懐かしくて 頼りなくて
でも もう手に入らない日々
子どもならではのエピソードには
登場人物と一緒に大笑い
『夏の庭』は 三國連太郎がお祖父さん役だった(と思う)
本は読んだことがないけれど
あの映画は良かったから
「はずれ」 ではないだろう と多少期待して読んだ今回の本
彼女のほかの本も読んでみようと思う
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2017-09-28(Thu)
つい大人買いしてしまった 吉田秋生作 『Bananafish』
昨夜一晩で19巻 全部を一気読み
アホだ…
おかげで今日一日眠い
しかしまぁ 所々にご都合主義が見え隠れするとはいえ
大作であることに間違いはない
主人公の一人アッシュの
生きるために身につけなければならなかった技の数々を思うと
架空の人物とはいえ その切なさが辛い
著者の別作品『カリフォルニア物語』でも
生きづらい人物が主人公だが
それはまだ恵まれているほうだったなぁとさえ思える
アッシュの苛酷な人生
10代の少年が少年ではいられない現実
『海街ダイアリー』で
長女幸のセリフに
「子どもであることを奪われた子どもほど悲しいものはありません」がある
吉田秋生さんのなかに
「こども」の置かれる理不尽な現実が
(だいたい現実というのは理不尽だ)
その人間にもたらす傷の大きさ 悲しさが
実感としてあるのだろうと思われる
子どもの現実は主に大人によってもたらされる
そして 今の大人は かつての子どもだ
かつての子どもが大人になって
今の子どもに影響を与える
縷々として続く物語
負の連鎖ばかりではないことを願う