2017/10
≪09  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31   11≫
Bananafih
つい大人買いしてしまった 吉田秋生作 『Bananafish』
昨夜一晩で19巻 全部を一気読み
アホだ…
おかげで今日一日眠い

しかしまぁ 所々にご都合主義が見え隠れするとはいえ
大作であることに間違いはない

主人公の一人アッシュの
生きるために身につけなければならなかった技の数々を思うと
架空の人物とはいえ その切なさが辛い

著者の別作品『カリフォルニア物語』でも
生きずらい人物が主人公だが 
それはまだ恵まれているほうだったなぁとさえ思える
アッシュの苛酷な人生
10代の少年が少年ではいられない現実

『海街ダイアリー』で
長女幸のセリフに
「子どもであることを奪われた子どもほど悲しいものはありません」がある

吉田秋生さんのなかに
「こども」の置かれる理不尽な現実が
(だいたい現実というのは理不尽だ)
その人間にもたらす傷の大きさ 悲しさが 
実感としてあるのだろうと思われる

子どもの現実は主に大人によってもたらされる
そして 今の大人は かつての子どもだ
かつての子どもが大人になって
今の子どもに影響を与える
縷々として続く物語

負の連鎖ばかりではないことを願う




スポンサーサイト
 
高村薫 『土の記』

続きを読む

 
7月6日 ☀
梨木果歩『海うそ』 昨夜 読み終える

修験道の聖地であった島が 明治の廃仏毀釈の嵐で変貌し
そして 現代 その島はレジャーランドとしてまた 姿を変えていく

色即是空 空即是色
主人公たる男は 最後にその言葉に辿りつく
設定も お気楽さも 全く違うけれど
『ねことじいちゃん』 に出てくるセリフを思い出す
主人公のじいちゃんの息子が里帰りして
「ここは変わらないねぇ」と呟くと
「変わらんもんなんありゃせんよ」と じいちゃんは返す

動物は過去も未来もない
日々を その時だけを生きている とはよく言われること
けれど ヒトもまたそうだと思う
変らないと思っている自分の在り方ですら
端から見れば変わってきているのかもしれないし・・・
変わっていくから 生きているのかもしれないし…

色即是空~の 真意は わからないけれど
全てが生きているうちのこと
ヒトが過去を知ろうともしないのはとても切ないことだけれど
過去はしかし 誰に知られなくともそこにちゃんとあった のだと思う
「犬に食われるほど自由だ」(藤原新也)
私はこの言葉が好きなのだけれど
ここに通ずるような気がする

最近 学生時代の友人たちに会うとみんな
「(死ぬまでの)時間がもうないから!」と
タイムリミットを感じている様子・笑
(いや それを理由に集まろう! というただの言い訳かも・笑)

毎日しなければならないことをしているうちに時間が過ぎ
自由 という言葉を横目でうらやむ私
どうしたら この逼塞感から逃れられるんだろう と思わない日はない

でも また それも 「生きているうち」 なのかな…

そうそう!
『ねことじいちゃん』だけど
その息子が帰ってくる理由が お母さんの三回忌
なのに 嫁も孫娘も忙しいからと来ない!
え~!? とびっくり
三回忌だよ まだ
おじいちゃん一人で暮らしているのに
どんな理由があるの? どんなに忙しいの?
と 
漫画の中のこととはいえ 思わず憤慨しちゃったワタクシでした



 
別世界に連れてって~♪
数日前 タロウの散歩中に 転倒
頭をしたたかに打つ…
転倒自体は今年に入って3~4回目
鏡面になっている道だからして 気を付けているつもりなのに この始末

今回は今までにない転び方をしたようで
なかなか起き上がれず
衝撃がすごかった
散歩は何とか続けたが 歩いている途中
脳が誤作動を起こしたのだろう 
あらぬことばかりを考えていた
いやもう 現実にはありえないことを現実だと思い込んでる
途中 「え? ・・・何考えてんの?」と
はっと我に返ったからよかったけど・・・

転倒から数日後の今日も まだ 正常に戻っていない痛み(というのか違和感)
春になっても ま~だ変だったら こりゃ病院行だわ…
(と 覚悟を決めておこう…)

そんな頭の状態の中
高村薫の小説を読む という 暴挙にでる(!?)
以前 彼女の『マークスの山』を読んだ際
冒頭の風景描写がどうしても理解できず
何度も 何度も な~んども 読み返したにもかかわらず やっぱり理解できず
面白かったんだろうなぁ・・・多分
冒頭でそんな目にあったにもかかわらず 読み終えた覚えはあるわけだから・・・
内容はすっかり忘れちゃったけれども

『レディージョーカー』は面白かった!(と思う)
けっこうこの人の本は読んでいるのだけれど
今回の本『太陽を牽く馬』は…辛い・・・
ひたすら辛い…

主人公がまぁ鬱屈しているのは常だからいいとして(いいのか?)
あとの登場人物が まぁ わけがわからない
まだ全体の五分の一くらいしか読んでいないので
先に進めば何とか活路が見いだせるのかもしれないけれど(活路って何だ?)
毎晩 ため息をつきつつ 本を手に取るって どうなのかしらん・・・

ワタクシの場合 小説には「別世界」を求めたいわけです
ここではないどこか 
昔 村上春樹の『遠い太鼓』にあった言葉
「僕らは(だったか?)どこにでも行けるし、どこにも行けない」
にやけに入れ込んだ記憶があるのだけれど
もう今や 実生活で「どこにも行けない」ワタクシとしたら
「どこかに行きたい」んですよね 小説や諸々の手段で

それは 「どこでもいい」 のだけれど
自分を易々と連れ去ってくれるだけの力がないと困るのです
まぁ こちらにも何某かの度量というか力というか
そんなのは要るんだろうけれども
もはや体力のないワタクシには この小説は重い…

一つだけ 
馴染みのない仏教用語を知ることができた
のは なんというか よかった・・・(小学生かっ!)

別世界
確かに彼女の書く世界も別世界なんだろうけれど
それは現実の社会の問題やらを根底に置く世界
そしてそれは問題を含むが故に 
決してカタルシスのない世界でもある(と言いきっていいのか?)
ワタクシはもう現実にけっこううんざりしているので
問題なんて小説で提起されたくもないんだろうなぁ
それが 「疲れる 辛い」 原因か・・・

かといって
群ようこ作『猫とパンとスープ日和』(正確ではないかもしれない)なんかを読むと
あんまりにも地に足のついていない世界に
「これは果たして小説なのか…?」と
お金を出して買ってしまったことに後悔したりする

ファンタジーならファンタジーでいいけれど
なんだろう
都合の良いお話って やっぱり 力がないと思うんですよねぇ

物語ってやっぱり力のあるのがいいなぁ と思う今日この頃
あ 
村上春樹さんは 20代で卒業してしまった
『国境の何とか』(何とかって…すみません)あたりから ???となりました
ちなみに 彼の作品では『双子と沈んだ大陸』が好きでありました
『中国行のスローボート』もよかったなぁ

さて 次なに読もう





 
ペットがあなたを選んだ理由
本のご紹介

いやぁ オモシロかった
この著者の「男前」ぶりが 気に入りました
いいわぁ きっぱりしていて~
よくある「怪しい」スピリチュアル本とは違い
上から目線もないし 御託も並べてないし
とてもまともな人で 読んでいて 安心します

(この「スピリチュアル」という表現もワタクシは嫌いでございます
 なんというか その…胡散臭さ満点で…爆)


ワタクシが動物さんと「話す」(う~ん 何度言っても違和感があるなぁ)時
この方の場合と近いです
本当に伝えたいことだけが伝わる感じ
まぁ それは 修業中のチュートハンパなワタクシの技量 の所以かもしれません

その動物さんが何かをワタクシを通して相棒たるヒトに伝えようとする時
それは ほぼ そのヒトのためを思ってのことです
そのヒトが更に もっと 今以上に 幸せになるためにはこうしたほうがいいよ
そんなことをたいてい言います

そして 時々 ワタクシはわからなくなるのです
「ワタクシは誰と通じていたのか?」と…
だって
ヒトさんは驚愕したりするわけです
「どうしてこの仔がそんなことを知っているの?」なんて言われたりするんですね たまに
う~ん それは私にはわかりかねます
この辺りが どうもチュートハンパ と言わざるを得ないところですね…


それはさておき
本にも書かれていましたが
例え 有名どころのいわゆる異能のヒトであっても 所詮 よその人でございます
動物さんのことを一番わかっているのは 
その相棒たるヒトです
たか~いお金を払ってまで 聞かねばならないことって そうそうないはず
普段の暮らしの中で 十分に「会話」していると思います

だから
「私のこと好きかしら?」(⇒好きに決まってる)
「ご飯は美味しい?」(⇒文句があるならどうにかとっくに言っているはず)
などなど
お遊び程度に アニマルコミュニケーション などに手を出すのはやめましょう
お遊びではなくとも 止めたほうがいい とも思う
それは いわゆる アニマルコミュニケーター というヒトたちをのさばらせる結果になったりします
(うわ~ついに言っちゃった~!)
本人たちにも 決して良くないと思うの それって
助けているつもりかもしれないけれど
自分で検証もできないことでお金を貰うって
正直 「詐欺」 ではないかと思うのです
そして そういうことを続けることで
自分を損なうのではないか?と そう危惧します


ワタクシが「これ」を商売にしたくないのは そういうことでございます

伝えなければならないことは
必ず伝えなければならないように なる
なので
伝えなくてもよいことは
伝えられない

だと思っています


自分をそう見くびらず どうぞ 身近な動物さんと
自分たちなりの意思疎通を計ってくださいませ~
 
プロフィール

タロウの母

Author:タロウの母
「美味しいお酒と肴で食っちゃ寝 
犬猫と遊んで また食っちゃ寝」
 を理想とする怠け者

2010年愛玩動物飼養管理士2級取得
同年 ホリスティックカウンセラー

タロウ (犬-男の仔・2005年春生) 
さっちゃん(猫-女の仔・2006年春生)
ハル  (猫-男の仔・2013年秋生)
ダイ  (猫-男の仔・2014年秋生)
と一緒に暮らしています
くぅちゃん(猫・女の仔・元野良)は
2009年初夏に家に来て1年後に身罷りました

おうちを求めています!
みんな幸せ NPO法人犬と猫のためのライフボート~手を伸ばせば救えるいのちがある~
AISHAMANMAの手作りごはん
☆Aishamanmaの手作り薬膳ご飯      http://aishamanma.com/
オーラソーマ
HMCA オーラソーマ 今日のボトルのメッセージ
最新記事
最新コメント
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ