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2012/06
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幸せって?パート2
『犬部!』 (片野ゆか著)を読んだ
オットが図書館で借りたのを横からちょっと拝借して
眠れない午前3時から6時の間に 読みきってしまった

(余談ですが・・・最近この時間帯に目覚め そこからすっかり眠れなくなる という状態に陥ってます
 誰か改善方法をご存知ありませんか~!)

アマゾンでレビューを見てみたら
「自分の子供にこんなことをしてもらいたくはない
 親が仕送りをしているお金をこんなことに使ってもらいたくない!」
というご意見もあって
あぁ 人それぞれ なんだなぁ と改めて思ったりもして

北里大学の一人の学生が犬や猫を保護することから始まった
学生たちの保護活動のお話
読んでみるとわかりますが
お涙頂戴 の感動秘話ばかりではない
色々な矛盾・問題があちこちに見え隠れしている 

私はひとりの学生の言葉に共感を持った

彼女は自分は愛護活動には向かない と思っている
なぜなら 避妊・去勢をして 家の中に閉じ込める飼い方に
自由に動き回ることのできない生活に
どうしても疑問を捨てきれないから
命を永らえること=幸せと言えるのかどうか
そこに答えを見つけ出せないから

私も正直 それが幸せだよ とはっきり言い切ることができない
だから 彼女の言わんとしていることがわかる

『マールのドア‐大自然で暮らしたぼくと犬 』(テッド・ケラソテ著)
こんな風に暮らせたら ヒトも犬も猫も 幸せなんだろうなぁ と思ったりする


さまざまな矛盾を抱えながらも 彼らは活動している
なぜか?
そこに 放り出された 一人では生きていけない動物たちがいるから
とてもシンプル
けれど 命とかかわる ということは
そんなにシンプルなことばかりでもない ということも言える

この本で私たちが一番問題としなければならないのは
彼らの活動の是非ではなく
いともたやすく 物言わぬ命を捨て去る
ヒトの その残酷さにあると思う

私は あなたは その残酷さを他人事として放置してしまうのか?
その残酷さを また自分もどこかに持っているのではないのか?

そんなことを考えてみることも たまには必要ではないでしょうか
(あぁ エラソーだな…)


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プロフィール

タロウの母

Author:タロウの母
「美味しいお酒と肴で食っちゃ寝 
犬猫と遊んで また食っちゃ寝」
 を理想とする怠け者

2010年愛玩動物飼養管理士2級取得
同年 ホリスティックカウンセラー

タロウ (犬-男の仔・2005年春生) 
さっちゃん(猫-女の仔・2006年春生)
ハル  (猫-男の仔・2013年秋生)
ダイ  (猫-男の仔・2014年秋生)
と一緒に暮らしています
くぅちゃん(猫・女の仔・元野良)は
2009年初夏に家に来て1年後に身罷りました

おうちを求めています!
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