2020-08-13(Thu)

写真は以前の使いまわし

キャリーの上に載っているのが ダイ
仔猫の時にお姉ちゃん猫と一緒に捕獲機の中に入っていた仔
(お姉ちゃん猫は乞われてよそのうちの仔になった)
その小猫の時から今に至るまで
けっこうなビビりさん
一つ上のハルがいなかったら
この家で暮らすのさえ覚束なかっただろう というくらい
そのダイが 11日 姿を消した…
夜 ご飯を食べていると
外から猫の声がする
野良さんのケンカ? と思った私は
仲介に出ようと外へ
猫たちの方に近づくと
一頭 塀の上から向こう側へ ぴょ~んと消えていく子がいた
されに近づくと目の前にはハルがいた
え?
ハル?
どうして?
どこから出たの?
とにかくハルを抱っこして家の中へ
ハルが外に出てた~ と言うと
ちょうど来ていた姉が
「「ダイは?」と訊く
え?
ダイ?
ダイはどこ?
家の中をくまなく探し回ったがどこにも姿がない!
・・・もしかして
さっき塀の向こうに飛んだ仔
あれは ダイだったのかも!
調べたら
1階の網戸の下部分が外れていて
(力技でハルが抑えのゴムごと外したらしい)
そこから出たことがわかった
ビビりのダイ
普段なら ハルが出ようとも
自ら外に行こうとはしなかった
でも今回は一緒に出ちゃった・・・
さてそれからが私の受難の時間
猫たちを閉じ込め
出て行った窓を全開にし
その近くの勝手口も開け放ち
夜通し そこで私は寝ずの番
1時間ごとにダイの名前を呼び
周囲を探す
それが3日間
2日目の夜
私が「ダ~イ」と呼ぶと 2階にいるハルが「ニャ~」と鳴く
それを繰り返すと
そのうち どこからか ダイの声がした
ハルの声に反応したんだ!と嬉しくなる
方向は やっぱり 塀の向こうの お隣さんちの方
それでも 姿は確認できず
3日目は捕獲器を用意
ダイの好物を入れて
お隣さんちの近くに設置
今日もハルに鳴いてもらおうとしたのに
どういうわけか
ハルはちょっと鳴いてやめちゃう
なので ダイの声は聞こえなかった
朝まで待っても 何の進展もなし
朝ごはんも お昼ご飯も 夕ご飯も
全く作る気がしない
しないけれど そうも言っていられず・・・
姉が何か話しかけても 生返事
ネットで猫探しの情報を拾い集める
その中で ひとつ やってなかったことがあった
家の周囲に その仔の トイレの猫砂(使用済みの)を撒く というもの
朝10時
ダイの潜伏しているらしい場所から
家の勝手口まで
猫砂(と言っても木が原料のペレットだが)を撒いてみた
そうしたら!
2時間後 ダイが自ら帰ってきたのです~!
1階にいた姉が
何かが階段に向かったのを
あれっ?と気がついて2階に行くと
そこにダイがいて
普段は絶対に姉に向かって鳴いたりしないのに
扉を開けて とばかりに ニャ~と鳴いたそう
あ~!
よかった~!
神さま 仏さま
おかあさん タロウ
ありがとう~!!!
(とにかく拝み倒した私・苦笑)
さっきまで この世の終わりのような気持ちだったのが
もうすべて雲散霧消
晴れやかな気持ちで
仏さまをお迎えすることができました
それにしても・・・
網戸
以前にも破られたことがあって
(それはそれはいろんな場所で!)
そうできないように
いろいろ工夫してあったのに・・・
点検を怠ってはイケナイ という見本です
今晩はゆっくり眠れます
あ~ もう本当に 皆さま ありがとう~!
と言いたい気分
姉がお祝いにと 「ウニ」 を買ってきてくれるそうなので
(安売りなんだって・笑)
ビールで乾杯しま~す