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犬と人と
久しぶりに 昔読んでいた方のブログを訪れた
その方は 犬と人と いかに楽しく暮らすかを考えている人だった

タロウが逝って
犬に関する物事すべてから遠ざかっていたけれど…

改めて この方の記事を読んでみて
タロウ目線で考えることが
今となっては 自分にとって 本当に当たり前になっているんだな と感じる

ドッグラン
今では もしタロウがいたとしても 絶対に行かない場所だけれど
(弊害が大きい と思う・・・) 
まだタロウが小さい頃 何回か 行ったことがある

最初の頃こそ
集まったお友だちわんこたちと 楽しそうに走り回っていたが
誰かに「わざと」転ばされた後
(犬はそういうことするんです・笑)
タロウははっきりと怯えた

まだ飼い主初心者だった我々は
それでも 友達と遊ばせたくて
彼の怯えを取り去ってやろうとはしなかった

だから
我々がタロウを呼ぼうとも 
見知らぬ人の後ろに隠れ
我々を遠くから見ていた

つまり タロウは我々を信用してなかった 
自分を守ってくれる存在として見ていなかった

毎日一緒に暮らしているのだから
ある程度の親近感?はあったにせよ
本当に心から大丈夫!とタロウは思えなかったのかもしれない

それが 一変したのは あの日だった

散歩中
お友だちわんこにあった
その仔はとてもいい仔なのだけど ちょっぴりハイパー
最初はいい感じに挨拶して お互いじゃれあっていたのだけれど
タロウは途中で 彼女のしつこさから逃げようとし始めた

その時 私はすぐさま
「タロウ おいで!」と声をかけ
両腕でタロウを囲い込むようにして
彼女からタロウを守った

あの時 まっすぐに私の腕の中に駆け込んできた タロウ

今でも あのタロウの表情を はっきりと思い出すことができる

あの時から 私とタロウの関係は変わった
そう思う

犬は 人の 所有物ではない
おもちゃでも 戦利品でも アクセサリーでもない

人の思い通りに犬を扱うことは
犬とともに暮らす醍醐味をすべて失う
もしかしたら
思わぬしっぺ返しが来ることもあるかもしれない


けれど
人が犬の意を酌もうとすればするほど
犬はそれ以上のものを返してくれる

本当に 万に一つの例外なく そうだと 断言できる

犬がもたらす幸せが そこにある

あんな日々がもう二度と来ないのだと
今 しみじみ 懐かしく 寂しく 思う




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プロフィール

タロウの母

Author:タロウの母
「美味しいお酒と肴で食っちゃ寝 
犬猫と遊んで また食っちゃ寝」
 を理想とする怠け者

2010年愛玩動物飼養管理士2級取得
同年 ホリスティックカウンセラー

タロウ (犬-男の仔・2005年春生) 
さっちゃん(猫-女の仔・2006年春生)
ハル  (猫-男の仔・2013年秋生)
ダイ  (猫-男の仔・2014年秋生)
と一緒に暮らしています
くぅちゃん(猫・女の仔・元野良)は
2009年初夏に家に来て1年後に身罷りました

おうちを求めています!
みんな幸せ NPO法人犬と猫のためのライフボート~手を伸ばせば救えるいのちがある~
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☆Aishamanmaの手作り薬膳ご飯      http://aishamanma.com/
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