Bananafih
2017-09-28(Thu)
つい大人買いしてしまった 吉田秋生作 『Bananafish』
昨夜一晩で19巻 全部を一気読み
アホだ…
おかげで今日一日眠い
しかしまぁ 所々にご都合主義が見え隠れするとはいえ
大作であることに間違いはない
主人公の一人アッシュの
生きるために身につけなければならなかった技の数々を思うと
架空の人物とはいえ その切なさが辛い
著者の別作品『カリフォルニア物語』でも
生きづらい人物が主人公だが
それはまだ恵まれているほうだったなぁとさえ思える
アッシュの苛酷な人生
10代の少年が少年ではいられない現実
『海街ダイアリー』で
長女幸のセリフに
「子どもであることを奪われた子どもほど悲しいものはありません」がある
吉田秋生さんのなかに
「こども」の置かれる理不尽な現実が
(だいたい現実というのは理不尽だ)
その人間にもたらす傷の大きさ 悲しさが
実感としてあるのだろうと思われる
子どもの現実は主に大人によってもたらされる
そして 今の大人は かつての子どもだ
かつての子どもが大人になって
今の子どもに影響を与える
縷々として続く物語
負の連鎖ばかりではないことを願う
昨夜一晩で19巻 全部を一気読み
アホだ…
おかげで今日一日眠い
しかしまぁ 所々にご都合主義が見え隠れするとはいえ
大作であることに間違いはない
主人公の一人アッシュの
生きるために身につけなければならなかった技の数々を思うと
架空の人物とはいえ その切なさが辛い
著者の別作品『カリフォルニア物語』でも
生きづらい人物が主人公だが
それはまだ恵まれているほうだったなぁとさえ思える
アッシュの苛酷な人生
10代の少年が少年ではいられない現実
『海街ダイアリー』で
長女幸のセリフに
「子どもであることを奪われた子どもほど悲しいものはありません」がある
吉田秋生さんのなかに
「こども」の置かれる理不尽な現実が
(だいたい現実というのは理不尽だ)
その人間にもたらす傷の大きさ 悲しさが
実感としてあるのだろうと思われる
子どもの現実は主に大人によってもたらされる
そして 今の大人は かつての子どもだ
かつての子どもが大人になって
今の子どもに影響を与える
縷々として続く物語
負の連鎖ばかりではないことを願う
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